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狭い部屋で座る男性と寝転ぶキャラの対話

部屋で昔話をする中年男性の横顔と背中

仕事でうまくいかないことがあったりとか、

家庭がうまくいってないとか、

病気とか経済的な話とか、

そういう明確な理由があって死にたいとか消えたいなら

どこかで自分に折り合いをつけることもできる。

ただなんとなく、

「もういいだろう?楽にしてくれ」

のような気持ちとは

どうやって折り合いをつければよいのか、

修行が足らぬ僕にはまだわからない。

直接言葉をかわさなくとも、いつも同じ人が同じところで同じことをやっている、それを見るだけで安心することもある。

僕をそう思って見ている人もきっといるはずだ。

そう思ってやっている。

セリフ

1ページ目

  1. ものすごく 狭いところに 20年住んでいる。
  2. 「広いとこ 住みたい?」
  3. 家内ちゃんは 多分引越しの際 何の役にも立たない。
  4. 「ネズミーランドの 敷地内に家内ランドを 建設いただきたい。」
  5. 「狭くていや」 よりも 「引越しが面倒」 が優先する。
  6. マラソン大会と 同じくらい 引越しが嫌いである。
  7. 効果音めんどくせえ

2ページ目

  1. いつかは三重に帰るんだよ、 と何度も話して結婚したものの
  2. 今では「不可能である」 しか言わないので僕はもう諦めた。
  3. 変えられないのは過去だけだと思うたび
  4. 昔話が増える。
  5. 人も世界もすぐ変わる。
  6. 何か一つくらい変わらないものが自分にも欲しい。

狭い場所に20年暮らしているが、引っ越しの面倒さから広い場所に移りたくない。昔は妻と「いつか三重に帰ろう」と話していたが、今では「不可能」としか言われず諦めた。変えられない過去に対する昔話が増える中で、人や世界は変わっていくことを感じ、自分にも変わらない何かが欲しいと願う。