もう20年もこんなことをしている。
ちょっと格好をつけさせてもらうなら、
本当は当時いくつかの会社からうちに来てくれという話はあった。
就職すれば「新婚でいきなり文無し」の現状から脱出できる。
ちょっと考えた。
でも多分、それをすれば僕は仕事に没頭し、
会社に泊まりこんで倒れるまでワーカホリックの道を歩いただろう。
結局僕は丁重にお誘いを断り、ずっと家にいるフリーランスの道を選んだ。
それが正解かどうかはわからない。
うんざりすることもあるけれど、
でも僕は概ねしあわせだ。
セリフ
1ページ目
- 日々。
- 「お仕事中」
- 効果音ドス
- 効果音ドスドス
- 「家内ちゃん 眠いけどおなか 減ったんですけど どうしていいか わかんないんですけど!」
2ページ目
- 効果音コト
- 効果音うっ うっ うっ
- 効果音ポン ポン
- 効果音コロコロコロ
- 効果音しゃく しゃく しゃく
仕事中の夫の背後で、家内ちゃんが不満を表しながら足踏みをしている。彼女は眠いのにお腹が空いており、どうしていいかわからず泣き出す。夫は家内ちゃんにメロンを差し出し、その後ピンクのクッションを手渡す。家内ちゃんはクッションに包まれながらメロンを食べて落ち着く。

