セリフ
- 本格的に動きが障がい者になってきた。
- 「今日お金持ちそうな家族に」
- 「ママー変なのいるー赤い変な顔いるー」
- などとしばらく笑いながら後ろをついてこられた。
- 効果音ぐぐ
- 僕もね、地味な服が好きなの。でも、車に轢かれるの怖くてね。今、とっさによけれないから。
- 「俺、指さされて笑われるほど変?」
- 「うん。」
- 「でもいいのよ?」
身体の自由が利かなくなった夫は、事故を恐れて目立つ赤い服を着ているが、街中で見知らぬ家族に笑われ傷つく。帰宅後、夫は家内ちゃんの膝枕で涙を流しながら、自分が指をさされるほど変なのかと問いかける。家内ちゃんは淡々と肯定しつつも、夫の心に寄り添う。身体障害と周囲の無理解に直面する切ない一場面。
