僕はマンガを描く時に、ほとんどその全てを学生時代の日記(web日記ではない)に頼っている。
こないだふとタンスの奥から出てきた日記に、こんなことで真剣に悩んでいる自分の姿があった。
映画「君の名は。」はまだ見てない(見ないかもしれない)が、一浪二留のやくざ学生にとって、君の名を呼ぶその呼び方は、ものすごく特別なものだったんだ。
セリフ
- 「……私は今、社会人の愚痴を言いたい。が。」
- 「改まって相談って何だ。」
- 「先輩……」
- 「先輩、僕は……僕は、もう先輩を 「先輩」じゃなく 『奥貫さん』と呼ぶべきでしょうか……」
- 「学生。」
- 「コラ。学生。」
- 効果音ぐい
- 僕には大問題だった。
- 「しゃ、社会、社会、社会ってそういうアレがアレで、」
喫茶店で社会人の愚痴をこぼそうとするオズ先輩に対し、ハセガワは改まった様子で相談を持ちかける。ハセガワが「先輩」という呼び方をやめるべきか問うと、オズ先輩は不機嫌そうに彼を「学生」と呼び、突き放すような態度をとる。関係性の変化に悩むハセガワにとって、呼び方の問題は深刻なものであった。
