どうやって仲良くなったらよいのかわからない僕は、
印象に残る言葉を全て洗い出し、それによって無作為な会話を構成するという実験を試み、
頭のおかしい人という印象を与えることに成功した。
成功ではなかったことに、後から気がついた。
セリフ
- 同級生の会話が全くわからない。
- 「マキタよ、食うか。イカを。」
- 「食わない。」
- 「そうか。」
- 僕はマキタにイカの話をする。
- 「しりとりしようマキタ。」
- 「イヤ。」
- 「イヤの「ヤ」は『野犬』。さあ。」
- 「頭おかしいの?」
- 僕はマキタを口説いているつもりだった。
同級生たちの会話が理解できないハセガワは、マキタにイカの菓子を勧めるが断られる。場面が変わり、屋外でハセガワがしりとりを提案すると、マキタは拒絶する。しかしハセガワはそれをしりとりの続きと解釈し、独自の理屈で会話を続ける。ハセガワはマキタを口説いているつもりだが、マキタには呆れられている。
