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屋上で劇の台詞を演じるマキタとハセガワのやり取り

気持ちを芝居のセリフに仮託して。

スイッチを入れればどんな人間にでもころころと変わるマキタの、

その様子はまるで手品のようで、僕は結局

その手品のタネはわからなかったんだ。

→人物「マキタ」一覧

セリフ

  1. 「マキタ。頼みがある。」
  2. 「なに。」
  3. 「あれ演ってくれないか。文化祭の劇の。最後の。」
  4. 「ここで?」
  5. 「ヤダ。」
  6. 「「そうだよっ!」」
  7. 「「僕は君といる時が一番楽しかった!」」
  8. 「.....うん。」
  9. 「.....え?」
  10. 「頼むよ。」
  11. 「えー......。」
  12. 「頼む......。」
  13. 「ん.....。」
  14. 「じゃ、キッカケ。「ほんとに?」って言って。」
  15. 「.............「ほんとに?」」

屋上でハセガワがマキタに、文化祭の劇の台詞を演じてほしいと頼み込む。一度は断るマキタだが、ハセガワの熱意に押されて承諾する。マキタが「君といる時が一番楽しかった」という告白のような台詞を笑顔で演じると、ハセガワはさらに劇の続きの掛け合いを求める。二人の間に切ない空気が流れる日常の一場面。