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ハセガワの肩で眠る村木と、動けずに困るハセガワ

僕は落ち着きがない。

何もしないでぼんやりしていることがことのほか苦手だ。

ちょっとでも時間が空くと、何かしていないと逆にストレスが溜まる。

こんな感じになった時、ちょっと起こしてしまえば済む話なのだけれど、

村木の寝顔を見ていると、とても起こす気にはなれなかった。

今思うと、こうやって少しづつ僕の時間は間延びし、

生き急いで発狂せずにすむ、貴重な休憩時間だったのかもしれない。

 村木SIDE B

 青春ノンフィクションI.「村木。」本編

セリフ

  1. 「腹が減った。」
  2. 「しかし動けん……」
  3. 「タバコ吸いたい。」
  4. 「課題やらねば。ピアノの練習も。」
  5. 「……わかった好きなだけ寝ろ寝ろ。」
  6. 「お、起きるか?起きるのか?」

ハセガワの肩に寄りかかって眠る村木の姿を描いた日常の一コマ。ハセガワは空腹やタバコ、課題、ピアノの練習などやりたいことが山積みだが、眠る村木を起こさないよう身動きを封じられている。一度起きそうになった村木が再び眠りにつく様子を見て、ハセガワは諦めて彼女を寝かせておくことに決める、微笑ましい場面である。