一覧
読み込み中...
全部見る

机に突っ伏すハセガワと、物思いに耽るオズ先輩

夜中になるとTwitterにしろ何にしろ、

憂鬱で孤独なツイートが増える。

僕自身も、夜中に絶望的に襲ってくるあの孤独感を知っているだけに、

そうした暗いツイートもわかる気がする。

パソコンなどない時代の大学生である僕には

夜中の孤独を吐き出す場所がなかった。

でもただただ蓄積していく憂鬱が、

今となってみれば何がしかの原動力だったのだと知る。

言葉で気楽に吐き出さない方がいい。

それはきっと、君を薄っぺらい人間にしか育てない。

セリフ

  1. 「ただイヤだ。 ただ苦しい。 ただ死にたい。」
  2. 「僕は誰だ。 僕は誰だ。 僕は誰だ。」
  3. 人の悩みばかり 毎晩毎晩毎晩 聞き続け、
  4. 僕は本当に言いたいことを 全く話せなくなった。
  5. 「……はい。」
  6. 「あ、 ハセガワくん?」
  7. 「うん。」
  8. 「あのさー 私悩んでてー つきあいたい 先輩いてさー」
  9. 「そっか そっか」

深夜、ハセガワは机に突っ伏し、自己の喪失感と死への願望を独白する。電話越しに他人の恋愛相談を淡々と聞き続ける日々。自分の本心を抑え込み、他人の悩みを受け止める器となることで、ハセガワは次第に本当に言いたいことが言えなくなっていく。窓辺に立つオズ先輩の姿と共に、深い孤独と精神的な疲弊が描かれている。