せっかくお金払ったんだから余すところなく全部見なければ!
みたいな感じだとすぐ疲れる。
なので絵に近寄らずにただ歩いて一回出口まで行き、
ちら見でも印象に残ったところに戻って集中して観るというのが
僕の楽しみ方だった。
セリフ
- デートでは絶対行かない。
- 美術館には結構行った。
- 最初から一枚一枚じっくり見る子もいれば
- 出口までさっさと歩いて
- ピンと来た一枚だけ眺め続ける人間もいる。
- 必ず喫茶店に行く。
- 珈琲とタバコが最高に美味い。
- 「あーだ」
- 「あれ男性器だよね?」
- 「こーだ」
- 「ただの棒の絵だろ。」
- 「まいちんポルノに偏りすぎ!」
美術館デートはあまり楽しめなかった。彼女は絵をじっくり見る派で、彼は出入口までの早足だ。美術館を出た後、必ず喫茶店に行くのが習慣となっている。彼女は絵について意見が合わないと不満を漏らす。彼は「ただの棒の絵」と言うが、彼女は「男性器を描いているのでは」と反論する。この議論の中で、コーヒーとタバコを楽しむ時間は二人の最高のひとときだ。
