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奥崎が会社を辞める電話を主人公が見守る場面

話を黙って聞いてあげることは必要なことだけれど、

聞いてることしか出来ない人間の嘘はやがてバレる。

「聞くことしかできないけれど」

これを優しいと受け取ってもらえるのはお互いが他人同士の間だけだ。

僕はそれを億面もなく言う人間を信用しない。

聞いたら何もせず放っておくことは出来ないことを

僕はよく知っている。

セリフ

  1. 聞くことが優しさなのはつきあう前だけだ。
  2. 2024.10.01
  3. 入社半年。
  4. 「はい」
  5. 「すみません」
  6. 「はい。。。」
  7. 奥崎が会社やめますという電話をしている。
  8. 僕はぼんやり見ている。
  9. 全く働く気がない僕には聞くことくらいしか出来ない。
  10. 何も言わずただ優しくしてあげよう。
  11. 「お世話に······なり······ました······」
  12. 「一回島根帰るね、ごめん。すぐ戻るから。」
  13. 僕のそれは優しさではなかったので奥崎は戻ってこなかった。

入社半年の主人公は、奥崎という同僚が会社を辞める電話をする様子を見ている。奥崎は仕事に意欲がなく、主人公にはただ話を聞くことしかできない。主人公は何も言わず、優しく接しようと決めるが、それが本当に優しさなのか疑問を抱く。奥崎は「一回帰るね、ごめん。すぐ戻るから」と言い、そのまま戻らなかった。