治療法がない病気に対して
大量の薬を飲み、結構な薬代を払い続けているわけですが、
それが一体何になっているのか
考えるのも億劫なほどくたびれた。
せっかく毎度血液検査をしているのだから、
HbA1cの項目もついでに検査表にのせていただくわけには…と相談してみたものの、
あなたは糖尿ではないので必要ありません、とのことだった。
たまに健康診断を受けて調べてくださいと。
なんだかよくわからない。
あっちこっちの病院に行ってその度に血を抜かれる。
セリフ
1ページ目
- 病院から帰ると今日は格別疲れている。
- あまりに疲れて帰りにスイーツすら買えずにまっすぐ帰った。
- 会社員だったら役立たずでとっくにクビだろう
- 横になったまま業務チャットに返信する
- 「ひよっこ料理人」全10巻を読み返すと涙ぐむ。
- 全身がきれいごとを欲している。
2ページ目
- 折り紙で動物を作り続けるだけの小学生だった。
- 「ホースで水かけてくる女子と」
- 「ザリガニを踏み潰すのが好きな女子と」
- 女の子は意地悪だなあと思った。
- ウーパールーパーのがかわいいと思い、
- でもエリマキトカゲよりはかわいいかもとも思った。
- そんなだから
- 思春期が遅くて高校生の頃苦労した。
- 「あ?」
3ページ目
- 効果音ズー
- 効果音へくちっ
- 今日初めて
- 長年のお客様へ相談しまだ終わっていない仕事の請求書を出させていただいた。
- 薬代が重すぎてね。
- そうまでして俺が生きてる価値はあるのかと悩む。
主人公は病院から帰宅し、疲れ切っている。会社員ならば役立たずとしてクビになるだろうと自己評価しながら、『ひよっこ料理人』を再読し涙ぐむ。思春期が遅れて苦労した過去を思い出しながらも、何とか業務を続けている。日々の生活費の負担が大きいと悩んでいるが、長年の取引先に未完の仕事の請求を承諾してもらい安堵する。そして、生きる価値を考えながらも、なんとか日常を過ごしている。


