「ほっといてくれ」には
本当にほっといて欲しい時と
さみしくない程度にかまってくれという時と
両方あって、多分そういう空気を読めるということが
本当に空気が読めるということなんだと思う。
好きだという気持ちでいっぱいの人間には
空気は読めない。
読めないから相手の言った言葉の通り行動する。
相手は言った言葉の通りにしか行動しない人間に
更にいらいらする。
そのいらいらに傷つく様子に、もっともっといらいらする。
そういう季節。
マキタが薄手のダッフルコートとマフラーを着用し、誰かと手を繋いでいる。マキタの表情はどこか無関心で冷めており、雪のような白い粒が舞う寒い冬の中で心の距離感を暗示している。彼女のそばにいる相手は画面外で、手だけが見え、二人の複雑な関係性と感情の間で揺れる様子が伝わる。ほっこりしつつも切なさを感じる場面である。
