結局全然新年気分とかなかったですねえ。
日々同じです。
今年はもう書き初めも準備が億劫になってきて
やめだな。立ったり座ったりがつらくって。
君が好きとかなんとかかんとかなんて
ラブレターは書いたことない。
いつも人ではなく、人以外のものに仮託して「好きです」と書いていました。
「前もらった詩が好き」「こないだ聞いてた曲が好き」「いつも描いてる絵がすごく好き」
とかね。
全く伝わりませんが。
いいんですよ、それくらい遠回りで。
伝わる人には伝わるし、伝わらない人には伝わらない感じで。
セリフ
1ページ目
- ノスタルジー。
- 2025.01.03
- あまり知られていないが
- 地元に「鈴鹿墨」という伝統工芸がある。
- お習字で使う墨。
- 小さい頃社会見学で工房に行った。
- 深い深い吸い込まれそうな墨の黒。
2ページ目
- あの黒色が忘れられず
- ただちにお習字教室に通い出したものの
- 墨をするのは思ってたより相当根気が必要で
- ただすってるだけで教室の時間が終わってしまったり。
- 15〜20分
- 自分が上手になることにはあまり興味がなかったからそれでもよかった。
- 「やっぱ古代の中国はすごいなあ」
- 「そんな何がおもろいんや。」
- 「……わからん。」
- 大抵の「好き」は説明できない。
- 書の世界のスーパースター 王義之
3ページ目
- だらだら 高校卒業まで 通ったけど
- 「ぜーんぜん 字は上手く ならんかったわ。」
- 「俺やっぱ 何かを達成する 能力はないんやろな。」
- 「家内ちゃん エレクトーン12年」
- 効果音ハハハ
- 「でも自分で勝手に やり始めたことは 大体楽しいよ。」
- 「恋愛も そうだろう? 究極の自分勝手 だもの。」
- 「本気で人のこと 優先するなら何も せん方が幸せだ。」
- 「俺うまなった やろ?」
- 「知らん」
4ページ目
- 僕はラブレターのつもりだった。
- そんなラブレターをたくさん書いた。
- いつも「前略」か「冠省」で始めた。
- 「前略 何かを書きたくてこうしているけど 何を書いていいかわかりません。だから好きな詩を書き写して送ります。追伸 前もらった詩、とてもち好きです。 -長谷川峰」
地元の伝統工芸である「鈴鹿墨」に魅了された幼少期の話から始まり、書道に興味を抱き、お習字教室に通ったが上達はしなかった主人公。しかし、自分のペースでやり始めたことは楽しんでおり、自分の好きなことを追い求める姿勢を持ち続けた。彼は高齢者に手紙を書き、「前略」と始める手紙をたくさん書いた。それらの手紙はラブレターのつもりで書かれていた。



