これも毎年描いてるけど、 この土地に縛られた閉塞がいやで外に出たのに、 この年齢になってうちの米も僕の代で終わりかと思うと、 強烈な後ろめたさに悩むことになる。
何を選んで何をやっても 必ず何かの後悔はするなあといつも思う。
世界一***さん
どういう部屋の状態なんだか文章からはよくわかりませんでしたけど、 古そうなおうちだなということは伝わりました。
セリフ
1ページ目
- ゴールデンウィークは田植え。
- 僕が高校生の頃はまだ手押しの田植え機で泥の中を歩くのは重労働だった。
- 効果音トッ トッ トッ トッ トッ
- 乗り込む形になってからはずいぶん楽になったと聞く。
- ゴールデンウィークに遊んだ記憶がない。
- 効果音ハァ ハァ
2ページ目
- 田んぼは高校の近くだった。
- 農作業は大抵午前中で終わり。
- 「がっこで絵でも描くか…」
- ヨシダは小さな米問屋の娘だった。
- 「いつもありがとうございます。」
- 「農家さんのおかげでうちも商売やってけます」
- 「先輩、顔に泥ついてますよ。」
3ページ目
- 「今年の稲どうでした?」
- 「よさげやった。」
- 芸能人や流行の話題を嫌うめんどくさい僕に
- お米の話をするヨシダは有能だった。
ゴールデンウィークは田植えをするのが恒例で、手押しの田植え機を使って泥の中を歩くのは重労働だった。最近は乗り込むタイプの機械で楽になったと聞く。農作業は午前中で終わり、その後、おにぎりを食べながら絵を描く予定を立てる。米問屋の娘であるヨシダに感謝の言葉をかけられ、彼女はお米の話を自然と続ける。芸能人や流行の話を嫌う自分にとって、ヨシダの存在は有難い。


