人はだいたい人並みには優しいと思います。 人並み以上の優しさを求める世界だから苦しいのです。
セリフ
1ページ目
- 「がんばったよ」
- 大人になって空気に合わせるようにはなりましたが、
- 「がんばったがんばった」
- 心の中では努力に価値を感じてない。
- むしろ腹が立ちます。
- 先生や両親に「がんばったねー」と褒められても嬉しくない。
- 自分では満足してないのに
- わたくしは旧型です。
2ページ目
- 「ヤなやつでしょう?」
- 「知らないよ。どうでもいい。」
- 「でもそうじゃなかったら先輩には出会ってない。」
- 「なんで?」
- 「先輩みたいな人以外完全に無視したから。」
- 出会いに必要なのは運や努力ではなく誰に出会いたいかだけ。
3ページ目
- いよいよ「1対他」つまり「人気」がコミュニケーションのベースに変わり
- 自分が旧型であることを明快に突きつけられ戸惑っています。
- こんなにたくさん人がいるのに
- 昔のように人を求めたり求められたりできない。
- それが僕を「憂鬱」な気分にさせます。
ハセガワは自分の努力に満足できず、他人から褒められても嬉しくない旧型の考え方の持ち主である。大人になり、空気に合わせるようになったが、心の中では努力に意味を感じていない。オズ先輩との会話から出会いに必要なのは運や努力ではなく、誰に出会いたいかだと悟る。コミュニケーションが「1対他」に変化した現代で、ハセガワは孤独感に戸惑い、昔のように人を求めたり求められたりすることができず、憂鬱な気分に苛まれている。


