わたくしが最も苦手とする描き方として、 線で立体を表現する、つまりアニメのような描き方があります。
形がわずかでも狂っていると確実におかしく見えるから。
人体、特に女性のヌードのようなやわらかい物体を 線だけ、光と影だけで描くのはほんとに難しくって、 これ多分手抜きに見えると思うんですが、3倍くらい時間かかったりします。
好みでいうと、がんばってる絵はあんま好きでなくて。 がんばってる絵っていうのは、画面いっぱいにすごい色々描き込んである感じの。 描く方はがんばりがいがあるんで楽しいんですけどね。
大学編に登場するマエダが、膝をついて座るポーズで描かれている。上半身は裸で、落ち着いた表情をしている。身体の陰影を線と面で繊細に表現しており、服の一部を手に持っている。白い背景の中で、紫がかったトーンの影が印象的な作品である。
