言い方一つで総叩きになり、どうやっても許してもらえない という恐怖。
の解決策として「知らんやつに興味を持たない」が一つの方策なら、 よく言われるZ世代の冷めた態度は理解できる。
なんとなく「アップデートしなきゃ」でアップデートしようとするから わたくしたちはおかしくなるわけで、 そもそもアップデートってなんだよって考えてみないとおかしくなる。
OSやアプリのアップデートだって、 適当にぽちぽちやってたらパソコン壊れる。 アップデートしなきゃの呪いにわたくしたちはかかっている。
「おめー誰だよ知らねえよ」は冷たそうに見えるが そうでもない。だって当たり前のことだもの。
「おめーのことなんか知らん」と言われて ですよね、じゃあ知ってくださいよねえねえ、となるから 仲良くなっていくんで、 「ひどいこと言われた!傷ついた!許せない!死にたい!」 ってなったら誰も相手にするわけがない。やっていけるはずないもの。
よく知らんやつに優しくする前に いつも顔合わせる人間をよく見ろとわたくしがいつも言うのは、 「知らんやつに優しくしたい」は傲慢だと思っているからだ。
セリフ
1ページ目
- 「自分ではどうにもできない出来事が起こる度わたくしの生活は右往左往した。」
- 効果音3.11
- 効果音9.11
- 効果音リーマンショック
- 効果音流行病
- 「世界は何したって変えられないから「自分を変えねばならない」」
- 「これが大人になってからいつも自分の中にある。」
- 「癌のように。」
- 「自分を変えなきゃアップデートしなきゃついていかなきゃ」
2ページ目
- 「でもよく考えたら世界は大きく変わった。なんだ変わるじゃん。」
- 「そうか、わたくしがやってきたことは 「自分を変える」 でなく 「自分を消す」だったのか。」
- 「自分のせいにしたくなかったんだな。」
- 「ねえ、俺知らんやつに興味持たなくていいの?」
- 「当然である。家内ちゃん最初から言っておる。夫は愚かでイヤになる。」
- わたくしたちはなかなかこれが出来ずに苦しむ。
自分ではどうしようもない出来事が生活を揺るがすたびに、世界が変わらなければと自分を変え続けてきた男。しかし実際には自分を変えるのではなく、消していたことに気付く。妻から「興味を持たなくてもいい」と言われ、初めて自分を受け入れようとするも、その難しさに苦しむ。しかし、家内ちゃんの言葉が少し心の支えになる。

