ちょうどわたくしが28歳の時の先輩との最後のやりとりですが。
先輩と後輩というだけでもない、微妙なニュアンスは伝わりますでしょうか。
セリフ
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- 結婚おめでとう。仕事も順調そうでなにより。
- お前は「表向きはね」とか言いそうだけど、それでもそれはいいことだと私は思う。
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- 吉原幸子が死んだ時は、すごく話したかったけど、生活で手いっぱいでね。
- 自転車に子供乗せて坂道ぜーぜーのぼって。
- 妻の私、母の私、それ以外の私が時々ほしくなったりする。
- だから私はきっともうお前とは会わない。
- 2004年
ある日、友人は結婚と仕事の成功を祝福される。友人は自身について「表向きは」と思うが、それを良いことだと認識する。過去に吉原幸子が亡くなった時、本当は話したかったが生活に追われた経験がある。「妻」「母」以外の自分が欲しくなることもあったが、その後友人とは会わないと決心する。全てが進んでいるが、個別の役割に埋没している葛藤が描かれている。

