何十年も経った今しかわからないこともたくさんある。
記憶に自身が縛られている間は思い出ではなく、呪いだ。 たいていの呪いは時間によって解呪される。
解呪された後に残るのが思い出であり、 それはわたくしを優しい気分にさせる。
セリフ
- 「君んちピアノあるでしょ。行こうよ 私、今弾きたいから。」
- 「三山木まで歩いたら1時間はかかるぜ?」
大学編の村木は友人を誘い、寒い夜道を歩きながら彼の家にあるピアノを弾きに行こうと言う。友人は歩くのが1時間かかる距離で、連絡もしていないため誘拐と思われると心配するが、村木は理由を説明する。彼女は今どうしてもピアノを弾きたい気持ちが強く、家にいる問題のある人物のことも告げる。思いに正直に行動する彼女の決意が描かれている。

