セリフ
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- 「今日は全て理想的な数字だね…。なんかいいことありました?」
- 内臓科主治医 稲荷
- 「あーあ。」
- 「あーあ。」
- もう10年近くのつきあいになるが会話が成立しない。
- 「いや……ぎっくり腰で寝込んで…。」
- 「お初ですか?」
- 「お初です。」
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- 巨大病院ゆえスタンプラリーみたいになっている。
- 本日の進路
- ①媒休検査口
- ②CT撮影口
- ③内臓科福祉先生
- ④ホルモン科速井先生
- 清算
- 移動だけで体力が底をつく。
- 「←2番県」
- 「→5番館」
- 以前は待ち時間で絵を描いてたがそんな元気もなくなり目を見開いたまま2時間でも3時間でもただ待つ
- 最近は自分の番が近づくとアプリで呼んでくれる。
- 「フードコートみたいだ…」
- 「楽しくはないがな。」
- 「ハセガワさんもうすぐ診察です0081待合室に来いよ」
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- 「HbA1Cが5.1 血圧70の110。 全く健康です。 次回 3月25日です。」
- 「あの……初回から 一度も異常だった ことないんですが いつまで通えば…」
- 「2時間待って 30秒で おわり」
- ホルモン科主治医 速井
- 本日の医療費(薬代含む) 4万5000円也
- 「稲荷ちゃんが 必要乙、と。」
- 効果音ぐるん
患者は巨大病院で内臓科とホルモン科を受診する。担当医の稲荷とは会話が成立せず、患者は疲弊している。ホルモン科医の速井からは、検査数値が全て正常で「全く健康だ」と告げられた。しかし、初診以来一度も異常がなかったにもかかわらず、いつまで通院が必要なのかと患者が尋ねると、速井は「稲荷ちゃんが必要と」と答える。患者は、スタンプラリーのような病院内の移動と2~3時間にも及ぶ待ち時間に体力を消耗し、診察はわずか30秒で終わる。今日の医療費は薬代込みで4万5000円にもなり、患者は通院の無意味さと高額な出費に絶望している。


