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雨上がりの匂い「ペトリコール」を巡る男女の会話

雨上がりの匂い「ペトリコール」をきっかけに言葉の価値を語る男女。

これはこれで楽しくはあったんですけど、 大体こういうちっちゃいことを反芻してるうちに日記がやたら暗くなる。

そしてマシな自分になろうとして口数が減る。 減ったら減ったでそれでいいのかとまた悩む。

それが平和。

セリフ

1ページ目

  1. 「雨上がりって独特の匂いするやんな。土みたいなほこりみたいなすっぱいみたいな。」
  2. 効果音くんくん
  3. 「ペトリコールですね。」
  4. 「そんな名前ついとるんか!お前ほんまよう知ってんなあ。」

2ページ目

  1. 「そういや」
  2. 「雨上がりって独特のにお…」
  3. 「ペトリコールでしょペトリコール!!」
  4. 「高校の時後輩が教えてくれて」
  5. 「いやー覚えてた覚えてた」
  6. 効果音ハハッ
  7. 「へえ。」
  8. どんな言葉もどんな人間が言うかで価値が変わるから
  9. 言葉覚えるより先に自分がマシにならんとあとはよく思った。
  10. 効果音ズズ・・・

高校生のハセガワとヨシダは雨上がりの独特の匂いについて会話していた。ハセガワがその匂いを「土やほこり、すっぱい」と表現すると、ヨシダはそれが「ペトリコール」という名称であることを教える。ハセガワは驚き、ヨシダの豊富な知識に感心する。 数年後、大学の先輩が雨上がりの匂いの話をしようとすると、「ペトリコール」という言葉を思い出し、得意げに話してしまう。言葉を覚える前に自分自身の人間性を磨くことが重要だと改めて思うのだった。