セリフ
1ページ目
- 好き
- は感情であり
- なぜ?と問うても答えは「好き」としか出ない。
- これが「好きか」と自覚した時点で必要なのはコントロールとなる。
- 感情に必要なのはコントロールであり言語化はその手段である。
2ページ目
- 「嫌いな感情がコントロールできずに殺してしまった。」それを許す社会は存在しない。
- そのコントロールを全くできないのが病気あるいは障害。
- 本人のせいでなくともその社会からは排除される。
- 社会が崩壊するからだ。
- 「やめてやめて」
- しかし今は逆にコントロールが重視され過ぎて個々の感情が否定されやすい。
- 自分の感情を否定した結果「感情をコントロールできなかった自分」を経験するのが遅くなる。
3ページ目
- 思春期の恋愛はその予行練習だった。
- 始まり、終わり、言語化し、理解する。
- 許された短い季節。モラトリアム。
- わたくしは この時期の恋愛以外で感情が勝利しコントロール不能に陥る経験がない。
- ほかは感情っぽい行動を演じて見せていたに過ぎない。怒りも悲しみも薄い。
- だからわたくしは恋愛しか語れない。また恋愛が必要とも思っていない。
ハセガワは、思春期の恋愛を感情のコントロールを学ぶための予行練習だったと振り返る。「好き」という感情の自覚から生じるコントロールの必要性について語り、現代はそれが重視されすぎて個々の感情が否定されがちだと指摘する。かつてマキタに拒絶された経験を持つハセガワは、この時期の恋愛以外で感情がコントロール不能に陥った経験がなく、そのため自分は恋愛しか語れないのだと独白する。


