セリフ
1ページ目
- わたくしは精神的な危機が訪れると一切合財を捨てたくなり捨てる。
- どれだけプレミアがついた高価なものでも後で買い戻せるものは躊躇なく処分する。
- 中古で売ったり譲ったりもしない。価値を捨てることで気分が楽になる。
- 効果音よっこいしょ。
2ページ目
- 逆に何があっても捨てないものは
- 現在のわたくしを形成する契機となったもの。
- 説明が面倒で「思い出」と言っているが
- 懐かしむというより現在の自分が何によってそうなり得たか、その証拠。
- 「卒業式の後に「本当はお前が羨ましかった」と初めてオータニが本音を明かした手紙」
- 「ほんまは私な?」
- 効果音拾っとこ。
- 一瞬だけ妙なテンションになったマキタが「なんやこれ」とゴミ箱に捨てたメモ
- 「なんやこれ」
- その手紙に入ってた「そのせつは」の写真数枚
3ページ目
- 「車でうち来て」 と先輩がくれた 100%到達不可能な 地図。
- 「アトリエの 僕のイーゼルに 貼ってあった書き置き」
- 「国際線の ゲロ袋で 手紙送ってくる 奥崎」
- 「リバース しなかったよ ほめて♪」
- 「まだオズオズ 言ってんの?」
- 「達筆な ナナさんの字」
- 「長谷川君は今 まだ学生ですか。」
- ただ一日中 ぐにゃぐにゃ してる さみだれちゃん
- 「わざわざパキスタン から手紙送って やったのに文句 いう杉ちゃん。 ちっ」
- どうせなら、エジプトから送ってよ。 ピラミッド、忘れないように。
- 「長谷川くん、 ごめーん。 あとでゆっくり話します。」
4ページ目
- 家内ちゃん。
- 「お肉」
- 「わたくしにしか意味がないもの。」
- 「それそのものがわたくしという人間の価値。」
ハセガワは精神的な危機が訪れると財産を躊躇なく処分するが、現在の自分を形成した思い出の品だけは何があっても捨てない。オータニやマキタ、オズ先輩、奥崎、杉ちゃん、そして妻といった人々からの手紙やメモなど、自分にしか意味がないものを大切に保管している。ハセガワは、自分にしか価値のないものに囲まれながら、これらこそが自分という人間の価値そのものであると考えている。



