セリフ
1ページ目
- 市や県の公募展など人やら動物やら風景やらわかるもの描いとけば全員賞がとれる。
- 「おめでとー」
- 僕はむしろ表彰されるのが屈辱だと感じていた。
- ムロイは元々美術に何も興味がなかったが
- ムロイだけがいつも選外だった。
- 転校生だったこと、人間関係を作りにくい性格なことを考慮し、顧問のノムラ先生が面倒見のよい僕を世話係にした、という経緯がある。
- 効果音パチパチパチ
2ページ目
- 「それは……なんや?」
- 「ううううちにもわからんの。」
- 効果音ハワワワ
- 「俺もへたくそやけど市展で賞とれる(←市民会館に飾ってもらえる)くらいは教えられるで?一緒にやるか?」
- 「あああああありがとう!!」
3ページ目
- 「でででもナ? ごごごめん」
- 「そんなん うううち ちょっと 傷つくん……。」
- 僕はそんな小さなことを引きずった。よくわかんなくて。
- 卒業後にムロイユミから手紙が来た。
- 「そんなの気にしなくてもよかったのに。from ゆみ」
- 「僕はまだモヤモヤしたままだ。」
美術部員のハセガワは、公募展で全員が賞を取る中、いつも選外の転校生・ムロイの世話係になる。美術に興味のないムロイが不思議な絵を描いているのを見て、ハセガワは賞を取るコツを教えようと提案する。しかし、ムロイから「傷つく」と言われ、ハセガワはその言葉を深く引きずってしまう。卒業後、ムロイから気にしなくていいという手紙が届くが、ハセガワは真意がわからず、今もモヤモヤを抱えている。


