僕がこれで何より傷ついたのは、
僕は勝手にムロイを仲間だと思っていたからだ。
確かに性格は嫌いだったが。
ああ、結局俺ではダメなのだなと思った。
その、「俺がいてもなあ」というぼんやりとしたがっかり気分は、
この歳になってもまだずっと続いている。
だから僕は、僕を中心として人を集めるのは得意だが、
その輪に自分自身が入っていくことは苦手だ。
ムロイは美術部で部長に任命されたことに驚き、涙を流して戸惑っている。彼女は自分が最初からこの部に所属していたら、もっと早く仲間に受け入れてもらえたのかもしれないと考え、孤独や不安を感じている。彼女の心情と部活動への思いが入り混じった切ない表情が夕焼けの中で強調されている。
