誰だって自分を悪者にしたくはないし、傷つきたくもない。
しかし不穏な空気が流れてくれば、それにたやすく流され、
自分の責任ではないと自分自身に言い聞かせようとし始める。
思春期の正義や優しさなど誰も幸せにしない。
人からレッテルを貼られる前に、
自分から先に不幸を背負って見せることで
傷口を最小限度にとどめようとする、
それが子供の正義であり、優しさである。
わあ、何て最低なやつだ……、って思いました?
君はそう言い切れるほど自分自身を知っていますか。
マキタは自分に好意を持ってくれている相手に対し、実は好きではないと感じている。相手と付き合うことに自信が持てず、もう一生そうした関係は生まれないだろうと考えている。相手とはずるずると関係が続き、みんなが嫌な気持ちになることも理解している。そんな中、マキタは自分の感情に戸惑い、なぜこうなってしまうのか悩み頭を抱える。思春期の複雑な感情や人間関係の難しさが表現されている。
