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舞台上で土下座する男子とセーラー服女子の抱擁

舞台上の物語に集中しようしようとする気持ちと、

マキタのことばかり見てしまう自分は確かにいて、

余計に集中出来ず、あらぬ妄想ばかり広がって、

せっかく真面目にやってる演劇部に申し訳ないと

罪悪感を抱えてしょんぼりしながら、

全然人の乗ってない帰りの近鉄電車で、

何という自分勝手なのだ!と頭を抱えて転げ回りたい僕を

巡回にきた車掌が怪訝な顔で見る。

でも僕はマキタにそれを言うわけでなく、

本当に頭を抱えて転げ回るわけでもなく、

別にどってことない顔で学校に行き、美術室でサボる。

邪心にまみれてはいるが

でも邪心に向かって一直線。