「1999年のディストピア。-背景-」2020 .09.24 ヒカル 大学編 #1999年のディストピア #1ページ切ない 憂鬱この漫画は1998年のある時代背景の中で、「人間失格部」という憂鬱で孤独なネットサロンの様子を描いている。主人公であるヒカルは13歳の部員85号で、他の部員には家内ちゃん(20歳)がいる。彼らは生きる意味を見失い、死にたいと思うことすら言えない時代に過ごしている。大学4年の男性や精神薬の問題、様々な困難を抱えながらも、虚無感の中で日々を生きている様子が描写されている。確かに僕は「氷河期世代」ですが、今頃になってそんなくくられ方をするとやはり愉快ではない。僕は多分、その頃の果てしない虚無感と未来のなさを黎明期のネットに救われた、数多い人間のうちの一人である。最初はひかるの独白として描こうと思っていたが、実を言えばひかるは数日うちに逃げて、その後ちゃんと自分で帰っていったので、大した話らしい話はしていない。これもまた中年のジブンガタリになってしまうが、当時の僕が経験した空気や背景と共に、その頭の中のディストピアを描いておきたいと思う。 しおりをはさむ×お気に入り度☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 送信送信が完了しました項目を入力してください関連記事 1P大学編2020.09.24 18:03 「君しか知らない話をどうか僕に。」 1Pセキグチ2020.09.25 10:39 「責任転嫁。」 1Pヒカル2020.09.18 00:42 「ひかるの話。」