一覧
読み込み中...
全部見る

マキタとハセガワが会話する青春の一場面

なんとなくふと「明るい闇」という言葉が思い浮かんで、

高校生ってそんな感じだったなと思った。

もちろん僕本人にとっては、暗い闇の中にいて、

何をしても、何も見ても

何となくイライラ、ソワソワして、

落ち着かなかったわけですが。

雨が降り出した帰り道、

傘を持っているマキタに傘を無理やり貸すとか、

手ぶらのマキタに荷物持ってやろうと言うとか、

今だったら脳に障害があるんじゃないのと言われても

おかしくないあの季節は、

言い換えれば、自分のことを何も知らなかった季節だとも言える。

でも変に斜に構えてスルーしたり、

冷静に大人ぶったふりをすることなく、

この短い季節の明るい闇の中に全身で浸っていたことは、

僕にとって、やはり幸福だったと思う。