オタクだから出会いがないとか、
コミュ障だから彼女ができないとか、
まあそれならそうでもいいですが、
一体誰に向かってそんなしつこく言い訳しているんだ?
自分のためだろう。
そりゃあ相手にしないよそんな人。
親のせいにするのもいい、
先生や学校や意地悪な同級生のせいにするのもいい、
いくらでも人のせいにしていいと
僕は思う。
でもそれを口にすれば
必ず縛られ、呪われることは君もよく知っているだろう。
ハセガワがコップを手に取りながら、すっきり別れたことを話す。恐縮しつつも謝り、「お騒がせしました」と告げる。続けてオタクや見た目は関係ないと語り、自分のように人をちゃんと見ない人はダメだと自身を戒める。彼女の内省的な態度と真摯な思考が伝わってくるシーンである。
