「曇天たち。」2020 .11.05 大学編 村木 #1ページビター 日常何かを避けることが多い現代の人々が描かれている。世間の批判に直面し疲弊する存在を象徴的に表しているが、その中でも好意を持っている人物には、自分の気持ちを隠さず正直に告白している。過剰に周囲を気にせず、他人との関係の中で自己をしっかり示す様子が表現されている。自分のことばかりに構っていられないのがこの時代の一番の不幸であり、自分はさておき会ったこともない他人について好きとか嫌いだとかどうしても言わなくては気がすまないのはスマホやネットの依存ではなく、本格的な自我の欠如という病気だと僕は思う。僕をいつもとても哀しくさせるのは、そうやって気まずくならないよう、いつもその場しのぎの卑屈な笑顔を仮面のように貼り付けたままになってしまった君たちのその中身のどろどろした粘液のような汚物に僕が何も気づいていないとほっとしている姿だ。 しおりをはさむ×お気に入り度☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 送信送信が完了しました項目を入力してください関連記事 1Pさみだれデイズ2020.11.04 20:08 「雑談。」 1Pその他2020.11.05 12:13 「末端。」 1P大学編2020.10.26 23:49 「出会ったのではなく出会うようにしたということ。」