好きな人の絵を描きたい、という人と
絶対描きたくない、という人と、
わかれる。
僕は前者で、
先輩は後者だった。
しかし、
なぜ描きたいの?
と訊かれた時に、
言葉が見つからなかったことを
よく覚えている。
何故僕は好きな人を描きたかったのか。
きっと、好きだと言えないから
描くんだろうと思う。
同じ理由で、
好きだとちゃんと言いたいから
先輩は、先輩の好きな人を描かなかったんだろうと思う。
大学編のオズ先輩が上着を脱ぎながら、淡々とした表情で立っている。作者は彼女に色々なポーズを頼んだが、上着を脱いだ姿が特に印象に残っていることを語る。オズ先輩の存在やその言葉は、絵を描く際の緊張感や思春期の繊細な感情を感じさせる。彼女の態度と静かな佇まいが印象的なシーンである。
