高校編のマキタが登場するこの作品では、主人公が夢を持たない自分を語りつつ、『出会い』とは未来に訪れるものではなく、後から振り返って感じるものであると考えている。彼は新しい人との出会いを待つのではなく、日常でいつもいる身近な人々の魅力を自ら見つけることこそが大切だと思っている。マキタとの何気ない会話の中で、この姿勢が表現されている。

「出会い」って結果なんですよ。
自分の未来で待っているものではない。
後で思い返した時に「あの時出会ったなあ」と
回顧するだけの、「青春」と同じような言葉です。
僕はいつでも目の前の人が好きなのです。
知らない人ではなく、よく知っている人が好きなのです。
嫌いなところも含めて、好きなのです。
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