目の前で人が狂っていくのを見ていた。
怖かったのと同時に、ちょっと羨ましく思ったことも覚えている。
もう人を指して「狂っている!」と言うことは出来ない。
自分が狂っているのかいないのか、
自分でもわからなくなってしまったからだ。
猫耳をつけたぴくちゃんが、自分は何も面白いことを言っていないのに周りが笑っていることに驚き戸惑っている場面。彼女に話しかけるメガネの男性との会話があり、ぴくちゃんのあどけない様子とその不思議な雰囲気が強調されている。ナレーションでは、狂気と幸福の境界での葛藤が語られている。
