「たった一枚だけ、の。」2020 .12.22 大学編 村木 #1ページほっこり 切ない演奏会の楽屋で村木が椅子に座って静かに佇んでいる。二人は日没まで言葉を交わさずに過ごし、長い一日の終わりの余韻が漂う中、主人公が彼女の写真を一枚だけそっと撮影した。落ち着いた表情の村木と、静かな時間の尊さが伝わる場面だ。村木の写真はほとんど残っていない。残っているものも、全てモノクロフィルムだ。当時写真は全部モノクロで撮影していたからだ。文化祭が終わった時のような空気が流れていた。僕と村木は残ってだらだらと後片付けをした。長い一日が終わって、僕たちはしゃべる気力もなかった。僕は黙って一枚だけ写真を撮った。 しおりをはさむ×お気に入り度☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 送信送信が完了しました項目を入力してください関連記事 1P大学編2020.12.21 23:34 「さよなら。」 1P大学編2020.12.22 23:31 「失敗。」 1P大学編2020.12.20 02:01 「美と正義。」