どのルートを選んでも、
どうしても諦めなければならないんだ。
人を待っていて事態が思い通りになったことは
今まで一度もない。
諦めるコツなんかない。
ただ我慢して諦めるしかない。
泣いても怒っても死にたくなっても、
それを見せずに、ただ我慢して諦めるしかない。
それを最初から出来る人間などいない。
人に迷惑すらかける勇気のなかった人間は、
後でどうやったって取り返せやしない。
高校編のマキタがピアノを弾きながら「難しいわ」とつぶやく。後ろから話しかけるのはハセガワで、「手伝おか?」と声をかけるもマキタは簡潔に返す。マキタは「もう駅で待っとんのやめて欲しいん」と言い、辛さを感じながらもそれを口に出せずにいる。待つことの苦しさや葛藤がテーマの場面である。
