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腕を抱え考え込む少女の姿

インターネットの歴史は、集合知が衆愚へと変遷する瞬間を

明確に示したと僕は考えている。

弱い者がその弱さを武器に徒党を組み、

その勝手な被害妄想で「強者」と認定したものを

数の力で叩き潰し、それを正義と呼ぶ、

人類が繰り返した長い歴史を、

こんなにも明快に見せてくれた。

下を見ると際限がない。

いくらでも自分より下がいる。

僕たちは下にいるものを

そのまま下にいろと心の中で念じ

そうでないものに激しく嫉妬し攻撃し

自滅する。

永久に繰り返すこのループから

逃れることができないという絶望だけがある。