大学編のさみだれが、壁にもたれながら二人の女性にじっと見つめられている。女性の一人はさみだれに対し「ほんとになんにもやんないじゃん」「不公平だよそういうの」と不満をぶつけている。他方の女性は場をなだめようと「仕方ないでしょ大声出すなよ」と言い、さみだれは無表情で彼女らを見返す。さみだれの鋭い視線に、女性たちは困惑している。三者間で役割や責任感のギャップが表現されている日常シーンだ。

「君のためを思って言ってるんですよ」
「君のこと、わかる気がする」
「その生き方もアリかな。」
「ちょっと一旦落ち着こ?」
そうやって風が吹く。
どうでもいい風だ。
ねっとりと粘りつく、
なまあたたかい風だ。
みな風が吹く方向を向いて
逆らったり流されてみたり。
いらなかったんだ。
そんな風なんて。
君自身には、
いつだって風が吹かない。
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