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メガネのヨシダが先輩の良さを語る場面

僕たちは減点方式で評価する考え方が身についてしまっている。

テストだって0から積み上げて加点していくのではなく、

100があって間違いを減点していく。

だからいつも世界は完全でなくてはならず、

欠けたものを埋めるために時間と努力を払う。

「みんな違っていい」という口当たりの良い願望を

本当に行動へ反映できる人間などほとんど見たことがない。

ヨシダはとてもいい子だった。

いい子だからうまくいかなかった。

ヨシダは、周囲が欠点を見つけて減点方式で評価する中、自分だけは人や世界の良い部分を加点式で見ていた。怒ると怖いが、その独自の視点から周りを深く理解し支えている。彼女の言葉には先輩の良さを自分だけが理解しているという誇りと情熱が込められている。落ち葉の舞う背景はその繊細な心情を象徴している。