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マフラー巻いた女性が景色を見つめる冬の日

本人の字シリーズ。

「宍道湖」で画像検索すると夕焼けの美しい写真がずらっと出てきますが、

僕の思い出の中では重苦しい灰色の雲の垂れ込めた、

雪混じりの寒風が吹きすさぶ町です。

20代の僕の心象風景と重なって、

その重い景色にどこか郷愁を誘われました。

あれ以来一度も山陰にはでかけていませんが、

行くなら家内ちゃんを連れずに

一人で行きたい町の一つです。

奥崎が冬の寂しい風景の中、凍てつく空気に吐く息を白くしながら何かをじっと見つめている。彼女はマフラーをしっかりと巻き、落ち着いた表情でやや横顔を見せている。冷たく広がる遠景にもかかわらず、奥崎の内面には穏やかな感情が漂い、物思いにふける瞬間が切り取られている。