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消えた店を思い出しながら二人が歩く

気力が出るのは絵だけ。

主人公のハセガワは、かつてお気に入りだった小さな本屋や喫茶店など散歩コースの場所がすでに全てなくなってしまったことに気づく。かつての思い出を描こうとするも、その記憶はすぐに消えてしまうため、最初から何もないほうがいいという虚無感が漂う。最後のコマには二人の人物が道を歩いている後ろ姿が描かれているが、その静かな日常の裏に、消えゆく記憶と場所への哀愁がにじむ。