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稲刈りで重い米袋を運ぶ高校生の苦悶

米袋を背負い疲れた高校生が通学路を歩く

夕焼けの中、横顔の高校生が佇む場面

日記(ネットで公開する前提の日記は日記ではない)を書く意味は、

「自分は日記の中、つまり自分しか見ない世界の中でさえ

 自分自身と向き合うことができないほど弱いのだ」

と気がつくところにある。

これは高校の古典の先生の受け売りだけれど、

本当にそうだと僕は思った。

実家の田が通学路にある高校生の主人公は、稲刈りのため重い米の袋を何度も運ぶ作業をしている。この重労働に疲れながら、周囲の視線を気にして「見ないでくれ」と思うが、本当は「がんばってるね」と褒めて欲しかったのだと日記に書いている。彼は常に自分自身に対しても嘘をついていることに気づき、自己嫌悪感を抱いている。