何を描きたいかと言えば、そりゃあ美しいものを描きたいのです。
醜いものは嫌いです。
見た目の話だけではない。
あらゆる醜さを僕の世界から永久に追放したい。
そのためにはあらゆる醜さについて
深く知る必要がある。
そうして外科手術のように注意深く醜いなにかを取り除く。
自分自身から。
また僕の近くの世界から。
それが僕にとって生きているということでもある。
マキタが静かに横たわり、疲れたような表情を浮かべている。一日の終わりに深い憂鬱を抱えつつ、どこか遠くを見つめている様子が描かれている。彼女の短い黒髪と少年のような印象の風貌が彼女の内面の複雑な感情を象徴している。
