マキタは木に寄りかかりながら、憂鬱そうな表情で遠くの月を見つめている。彼女は自問自答を繰り返し、自己否定と孤独感に苛まれている様子が伝わる。この夜の森での静かな場面は、彼女の内面の切なさと葛藤を象徴している。近づく月は彼女の心情を映し出し、彼女をじっと見つめているようだ。

「もし自分が女やったら今の自分とつきあいたい?」
「絶対イヤやな。」
「そんなん即答する人となんで私つきあわなあかんの。」
必死に何か言い返そうとして
一瞬言いよどむ。
その一瞬は永遠と同じことだと気づいて俯いた。
あの月が迫っている。
あの月はとても近くで
僕をじっと睨んでいる。
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