「燃える日。」2023 .12.14 マキタ 高校編 #1ページ切ない 日常夕焼けの中、マキタが赤い制服を着て手提げ袋を肩にかけて立っている。彼女の表情は無表情で、どこか切なさを感じさせる。背景には草原と山が広がり、踏切のバーが見え、冬の冷たく強い風が吹き抜ける静かな日常の一幕である。気がつくと踏切を描いている。僕たちの乗る近鉄電車は名古屋に向かって伊勢湾の海岸線を走っており駅から降りて数分も歩けば海に出る。冬、鈴鹿山脈から伊勢湾に向けて吹き下ろす風は鈴鹿おろしと呼ばれ、僕たちはその強い強い寒風の中を話すこともなく無言で歩いた。空が燃えている。マキタは嫌な顔をしたりはしなかったし、嬉しそうな顔もしない。 しおりをはさむ×お気に入り度☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 送信送信が完了しました項目を入力してください関連記事 1P大学編2023.12.14 03:31 「杉ちゃんを描きながら。」 2P2023.12.14 22:18 「人。」 1Pマキタ2023.12.13 11:46 「スケッチ。」