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裸の女性がストーブ前で床に座っている

ほんの数回、

裸を描いてもいい、描いて欲しいという人に出会った。

きれいなお花や山や犬猫の絵を描くグループでは出会わないが、

例えば哲学、例えばアート、例えば憂鬱、

そんなキーワードで人と会っているとそんなこともあったのだ。

学生という立場ゆえに起きた出来事だろうと思う。

大して関係がないから描けるし描かれる。

ヌードを描きながらモデルに劣情を抱いだりは出来ない。

あああの感じ、

特に違和感なくよく知らない人の裸を描いているあの感じ、

あれを上手く言葉にすることも出来ない。

女性が裸で床に座り、横を向いて静かな時を過ごしている。彼女の視線は遠くを見つめ、感情は内省的で切なさを帯びている。傍らに石油ストーブがあり、冷えた空間の中で暖を取っている様子が伺える。床にはスケッチブックが置かれており、彼女が何かを描く創作の時間であることが感じられる。