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カフェでタバコ吸いながら話す二人の男性

雨の中で微笑む帽子の青年が会話する

雨の中を傘さして二人が並んで歩く後ろ姿

「どうやったら友達できますか」

なんて相談にはうまく答えられない。

それこそ「本当の友達とは」なんて定義をやめて、

1回話したら友達ということにしてしまえば

山ほど友達はできる。

でもそれは違うんだろう?

そういうことが聞きたいんじゃないんだろう?

だから答える代わりに

僕は僕の友達に対する距離を描く。

先輩に対する距離感とは違うはずだ。

先輩やマキタは友達ではない。

友達にはなれない。友達のようなことを話しても。

ナナさんのことは最近まであまり思い出さなかった。

先日思い出箱から何通かナナさんの手紙が発掘され、

その内容によってあっという間にいろんなことを思い出した。

ナナさんは友達だった。

ナナさんにとっても僕は友達だった。