結局高校の外で休日に会うなんて機会はほとんどなかったので
どうしても僕の中では高校の中で見ていたボーイッシュなイメージなんですが、
ごく少ない私服の写真を見ると全然そうでもない。
そういったちょっとした思い込みを
迷惑というのだろう。
高校の頃のそういう経験がなければ
僕はずっと見た目と思い込みだけが全ての、
人の内側の柔らかいところに土足で踏み込むような人間には
ならなかったかもしれない。
マキタは雨の中、帽子をかぶり私服で木の柵にもたれかかっている。普段のボーイッシュな印象とは異なる姿が珍しく、彼女の内面の柔らかさや複雑な感情が静かに表現されている。高校時代の彼女を思い出しながら、見た目と実際の人物像のギャップについて考えさせられる一コマである。
