ヨシダが勿忘草の花を見て、先輩に対して興味が持てないと話す。彼女は先輩が自分のことでいっぱいだと言い、その無関心さを示す。回想で、大学生の頃に色辞典という色鉛筆のシリーズに『忘れな草色』という色があり、その名前だけで湿ったような感情になると語られる。作者はロジックや正論の世界を好まず、曖昧な感覚や感情に魅かれていることが示される。全体的に淡い感情と思索が交差する場面である。


身も蓋もなくなっていく世界で
身も蓋もないことを描いて一体何が楽しいんだろうと
僕は思います。
「そういう空気」で
いいよ。
いい加減な姿勢で。
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