一覧
読み込み中...
全部見る

コートとマフラーの女性が海辺のバス停に立つ

僕は「描くのに人知れず苦労して苦労して、それが画面に全く現れていないさらっとした絵」をいい絵だと思っています。

これは高校生の時にノムラ先生が言った言葉の受け売りで、

先生も自分の先生から聞いた言葉なのかもしれません。

僕はまださらっと描こうとすると不安で不安で、

あっちこっち無闇に線を描いているうちに

すごく苦労して描いたっぽい絵になってしまいます。

それはそれでよいのかもしれませんが

いい加減そこから脱出したいといつも思っています。

思っているだけで、

やっぱり心の中では「こんなに苦労して描いたんだ!」と言いたい自分もいて、

あーあ、とうつむきながらまた次の絵を描き始めます。